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磁気刺激療法は、脳血流にもプラスの効果を与えますか。

磁気刺激療法が脳血流にどこまで関係してくるかは不明ですが、うつ病の改善に必要な第1は、ストレス環境からの解放です。

順を追って関係性を説明しましょう。

■第1にはストレス環境からの解放。

うつ病で一般的に言われているのは、ストレスからくる心因性の障害です。

第1にはその環境を改善してストレスの大もとを取り除いてやることが大事です。

うつ病が進行する過程で、血流が悪くなって、脳や心臓などの部位にマイナスの影響が出ることも十分に考えられます。

磁気刺激療法が脳血流にどの程度の影響を与えるかはわかりませんが、ゼロでないことは確かです。

ただし磁気刺激療法によって血流にプラスの効果があるとしても、“広い範囲に一度に”という効果ではないと思います。

■血流と磁気刺激療法の関係は薄い。

なぜ、“広い範囲に一度にではない”と言い切れるかというと、磁気刺激療法は、目的とする脳のごく限られた部位にピンポイントで磁力が送り届けられるからです。

影響を与えるのは脳の神経細胞や機能などで、それが直ちに血流に影響するとは考えにくいメカニズムだからです。

むしろ電気ショック療法であれば、脳全体への刺激になるので、その時点で血流にも影響を及ぼすでしょう。

ただしそれがプラスなのかマイナスの影響なのかはわかりません。

■うつ病の改善に脳血流の円滑化は必須ですが、うつ病は脳の機能障害ではなく、心因性によるもの。

日常の思考や生活スタイルを変えましょう。

うつ病の改善に血流を意識するのはいいことですが、順位としては日常の環境改善のほうが先です。

次に食生活、運動習慣などです。

ヨーグルトはうつ病に効果があると一部で言われているそうです。

試してみてはいかがでしょう。

ヨーグルトでうつ病改善≫http://www.j-cast.com/healthcare/2016/08/03274279.html?p=all

磁気刺激療法でうつ病改善をめざすのも効果的ですが、まずは医師の指導にしたがって投薬療法を持続させましょう。

磁気刺激療法は安全なのでしょうか。

電気ショック療法と磁気刺激療法の比較は良くあります。

両者はメカニズムがまったく異なります。

そこから危険性・安全性の大小をくらべてみましょう。

■両者をくらべるとその仕組みがまったく違う。

電気ショック療法は、外部から脳に電気ショックを与えて、ある意味ではそのショックで脳の覚醒を促そうとするものです。

そのショック時の影響は脳全体に広く及ぼされます。

そのため、本来であれば健康体(正常)である脳の神経組織や機能にも悪影響を及ぼしてしまう可能性があります。

治療後に起こるけいれんやめまい、物忘れなどがその1つです。

それに対して磁気刺激療法は、ショックを与えるものではありません。

磁気の力でピンポイントで脳の奥深くへ効果を送り届けるものです。

限られた範囲なので、他の脳への影響がなく、そのため副作用そのものがありません。

■2つを比較するなら磁気刺激療法のほうが安全。

以上のような理由から、“危険性”という意味においては圧倒的に電気ショック療法のほうが高いと言えます。

そのうえ磁気刺激療法では、1回の施術時間が数分と短く、極めて限定的な範囲です。

電気ショック療法は30分~1時間を要し、治療後は副作用の出方などを見極めてからの終了となります。

■安全性が高く危険性が低いのは磁気刺激療法です。

症例が少なく絶対視はできませんが、選択するなら磁気刺激療法です。

いまのところ日本で磁気刺激療法の設備を取り入れているクリニックは限られています。

症例が少ないので絶対視はできませんが、どちらを選ぶかという二者択一なら、磁気刺激療法です。

磁気刺激療法が今後、保険診療になる見込みは?

磁気刺激療法は評判のいい療法ではありますが、保険適用になったり、治療代が下がったりする予兆はありません。

見込みもゼロです。

理由をお話ししましょう。

■国の医療費が極端に逼迫していること。

磁気刺激療法が、「今後、保険診療になる見込みはあるか」、また「治療費が安くなる見込みは」とのことですが、結論から言ってしまえば、希望は限りなくゼロに近いと思います。

理由は2つあります。

1つは、国家財政の問題です。

現在の日本は医療費が年々増加している傾向にあり、これを国はできるだけ抑制させようと必死です。

たとえば薬代の安いジェネリック医薬品への切り替えや高齢者医療費負担の切り上げなどです。

仮に150万円とか200万円とされる磁気刺激療法が保険適用になれば、国の破綻に向かって導火線に火を付ける結果になりかねません。

気になるNews:ついに40兆円突破、医療費の膨張止まらず

■憲法で保障された枠外の治療法であること。

2つめの理由は、憲法で保障された「国民の権利の解釈の枠を逸脱してしまう」からです。

うつ病などは難病には当たらず、投薬療法という手段がその前に残されています。

憲法では「最高の医療を国民に受けさせるべき」とは規定していません。

難病でもない病気に巨額の費用を国が負担することはあり得ません。

■上記のような理由から、磁気刺激療法が保険適用になることはないでしょう。

現状の治療費が安くなることも考えにくい状況にあります。

医療費・治療費が安くなるには、磁気刺激療法を利用する患者数が増えて、投資した金額をクリニックが回収しやすくなる状況になることが条件です。

現状において磁気刺激療法の設備を導入しているところは少なく、利用者数も相対的に少ないことから、値下げの環境にはありません。

磁気刺激療法を受けるには入院の必要がありますか?

磁気刺激療法は電気ショック療法とは違って副作用や後遺症はないとされる活気的な療法です。

メリットを含めて概要を紹介しましょう。

■短い施術時間で通院しながら終われる療法。

基本的に磁気刺激療法は、1回の施術時間が数分で終わり、痛みも副作用もないので、それが真実だとすれば入院の必要はありません。

脳に磁気的な刺激を加えて数分間それを繰り返し、トータルで15分程度が経過すれば治療は終わります。

クリニックなどの受付・待ち時間を計算に入れても30分~40分程度です。

副作用はないので、そのまま歩いて帰宅できます。

日本で磁気刺激療法を行っているクリニックは少ないですが、運良く勤務先の近くにあれば、仕事を抜け出して気軽に通院できます。

■電気ショック療法と間違えないように注意。

うつ病発症から3年が経過していて投薬の効果も少ないということであれば、磁気刺激療法に切り替えても良いかも知れません。

ただし電気ショック療法と磁気刺激療は根本的に違うので選択するときは気をつけてください。

電気ショック療法は外部から脳に強いショックを与えるもので、効果も高いが脳へのリスクも大きいとされています。

磁気刺激療法は極めてピンポイントに脳の奥深くの特定箇所に磁気の力で刺激を与えるもので、脳へのリスク、それによる副作用がないとされる療法です。

■現状において磁気刺激療法の副作用は発表されていません。

個人差はありますが安全性からいえばかなり信頼できます。

日本ではまだ症例が少ないということもありますが、磁気刺激療法の後遺症は発表されていません。

副作用もないので通院するほかは、日常生活に支障をきたすこともありません。

ただし既往症・病歴によっては適応されないケースもあります。

磁気刺激療法の期間や費用、メリットを教えてください。

噂されている磁気刺激療法は、効果が高く治りが早いといいますが、利点があるかわりにデメリットもあります。

医師との相談が必要です。

概要を紹介しましょう。

■切り替えるには医師の診断が必須。

まずストレスが溜まってうつ病になったということですが、うつ病になった原因とそれに対する環境改善・日常生活の工夫などはされていますか。

投薬治療をはじめてどれくらいの期間が経過しているでしょう。

医師は何と言っていますか?確かに磁気刺激療法は投薬にくらべて治りが早いと言われていますが、療法を切り替えるには医師の見立てが必要になります。

また投薬治療をはじめて半年も経っていないのに磁気刺激療法に切り替えるのは考えものです。

■治療期間は1ヶ月~2ヶ月で150万円。

磁気刺激療法は副作用の極めて少ない療法とされていますが、これにも個人差があり、症例が少ないことから疑問が残ります。

また治療にかかる期間は、毎日通院して1ヶ月~2ヶ月とされています。

自由診療なので保険は適用されません。

総費用は100万円~150万円かかります。

1回の治療にかかる時間はわずか数分なので、たとえば会社勤めの合間に治療を受けることもできるというメリットがあります。

現在の専門医の診断を受けて、了承されてから考えましょう。

磁気刺激療法のほうが投薬治療にくらべて治りが早いというのには個人差があります。

磁気刺激療法にもよりますが副作用は少ないです。

たとえば電気ショック療法などは、立ちくらみやけいれん、物忘れなどの副作用があるとされていますが、磁気刺激療法にはそうした副作用もないようです。

噂になっていることはほぼ信じてもいいレベルですが、過信は禁物です。

また既往症によっては受けられない人もいます。

医師に確認しましょう。