電気ショック療法と磁気刺激療法は同じではないのですか?

磁気刺激療法は、オーストラリアで認可されている療法の1つで、電気ショック療法とは異なるものです。

違いや概要についてご紹介しましょう。

■磁気刺激療法とは。

磁気刺激療法はうつ病の治療に好適とされる療法の1つです。

磁気刺激療法のメリットでまず第一に言われるのが、薬ではない、という事です。

薬ではないため、投薬による副作用の心配が一切ありません。

また磁気そのものは出力強度が非常に高く、ピンポイントで脳の奥深くまで達するため、短時間でかなりの効果が期待できる点にあります。

磁気刺激療法と勘違いされる療法に、「電気ショック療法」というものがありますが、それとTMS療法とはまったく別のモノです。

■電気ショック療法の副作用。

電気ショック療法もかつては効果が高い療法の1つにあげられていましたが、効果が高い分だけ副作用もキツイという症例が多くみられました。

脳への打撃が大きいため、うつ病の患者によっては物忘れが加速したり、うつ病の改善と並行して痙攣(けいれん)を起こしたりといったことが多く報告されています。

治療時間そのものは極めて短時間で、1回についてわずか数分で終えることができます。

■1日1回の治療でかなりの効果があるとされていますが、自由診療であるため、最終的な治療費はかなりの額になります。

磁気刺激療法は治療開始後、毎日1回通院し1週間に5回、4週間はつづけて通うように医師から指示が出されます。

つまり1ヶ月に20回の磁気刺激療法を受けることになります。

あくまでも事例の1つですが、このようなプログラムで、1ヶ月半通院した場合、100万円程度が必要とされています。

保険適用外の自己負担となりますので、それなりの準備が必要です。